第257回山歩会 a初歩き(奈良→天理)
2007年1月6日

   

情緒ある春雨のような小雨の中を、「春雨じゃー濡れていこう」 と 6人で近鉄奈良駅を出発し
 ました。/////////////////////////////////////////////
 気温もこの時期にしては高く雨で人通りの少ない道をノンビリと歩き、まずは毎年の皆さん/
 楽しみにしている帯解寺を目指します。///////////////////////////////
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   いつもの帯解寺では、お参りしたあとおいしい樽酒のご相伴 にあずかり、中々お寺を離れ
   がたかった人もいたようですが、 山歩会の発展と皆さんの健康を祈願して天理へ向かいま
   した。 

 
     
     
     
 
   帯解から35分で樽神社につきました。例年は社務所などに人がいて 、運がよければお餅
   がいただけるのですが今年は全く人の気配は ありませんでした。
   樽神社で一休みのあと、再び歩いて天理には昨年と同じく12時半くらいの到着でした。
   
   今回は春のような暖かさで、天理に着く頃 は少し汗ばむくらいで、商店街のいつも混雑す
   る通りは今年も人は多いのですが雨のせいか例年より少し少なく、人と肩がぶつかりあう
   ような事もなくスムーズに天理教会本部に行く事ができました。
   お節会会場の入り口もいつもは並んで順番待ちですが、今年は待たずにそのまま受付の
   お神酒を頂いてすぐに会場へ入る事が出来ました。

     
     
     
     
   
お節会会場は思ったより人が多く大広間一杯に人があふれ、何とか別れて席 を確保しました。お椀においしいイリコだしのおつゆをいれてもらい水菜を浮かせ、薄い焼け焦げの付いたお餅をまずは二切れくらい入れてもらう。
口元にそのお椀を持ってくると なんともいえない絶妙な芳香がただよい、お箸で数秒間お餅を御つゆに沈め次に口へ運び一口そっとかむと、サクットした歯ごたえと鼻をスーとくすぐりながら抜けていくその香ばしい香り、なんともいえない至福の時間の始まりです。
歩いてきた事もあり家では食べた事のないほどのお雑煮がお腹に入る。10個くらいも食べたと言う隊員もおりました。

     

お腹もふくれて大満足のお節会参加を終えて、次は参考館を見学しました。 世界の生活文化と考古美術品を展示をしている博物館で1階から3階を使ったかなり 大規模な博物館で時間があればじっくりと見てみたいところです。

   
   
   
そこを出て商店街の中を駅に向かいました。まだ人通りは多く商店街は賑わっていました。 近鉄の天理駅から西大寺まで行き、新年会です。西大寺の駅の近くのいつもの鰯の居酒屋です。

     

今日は鰯が高騰して手に入らなかったとの店長の話で、その代わり活きのいい鯵の活き造りで乾杯しました。鯵は先ほどまで水槽で泳いでいたものでまだ尻尾が時々ビリビリと動きます。身がしまり適度の甘さもありなんとも言えない一品です。更に、この骨をから揚げにしてくれますがこれがまたうまい。こんな、肴でついお酒を飲みすぎてしまいました。いつの間にか3時間もの時が過ぎ、団欒を楽しんだ皆さんと満足げに店をでて西大寺の駅で解散 しました。


     
     
   
いつものように帰りは電車で寝過ごしてまた引き返してという、悪い癖が治りません。年始の一日を皆さんと楽しく過ごせた事を感謝します。